運命の人と出会った瞬間

私が結婚したのは30歳の時でした。現在は40代です。

20代前半の私には、ずっとお付き合いをしている彼氏がいました。
彼は5才年上で、結婚を前提にお付き合いしていましたが、彼が資格試験を受けるために仕事を辞め、実質、学生の私が彼を養うような日々が一年、また一年と続きました。

彼とは別々に暮らしていながらも、毎日会っては食事の世話や家事などをしていたのですが、そうしているうちに気が付きました。
私はこのままでいいのかな?と。例え資格試験に彼が受かったとしても、私自身の人生はこのままでいいのかな?もっと自分のために、勉強したり、見たり、経験したりしたいこと、あるんじゃないの?と。

資格試験を受けるために仕事を辞めた彼と別れる決意をした

そこで付き合って5年後。彼とは別れる決意をしました。
彼にしてみれば付き合っている彼女を失ったこと、そして言ってみればヒモ状態だった彼なので、それ以外にも失ったものは大きかったと思います。
その彼は私と別れた数年後に国家試験に合格しました。一応一安心です。

私はと言うと、それからしばらく暗中模索時代が続きました。
出会いの機会はたくさんありました。結婚を前提に付き合って欲しいと言われた人もいました。それでも何かが違う。何が違うのかもわからない。そんな日々が続いていました。

別れた彼氏から復縁の連絡が入った!

そんな頃、試験に合格した彼から、復縁したい、結婚しよう、と連絡があったんです。

そこで簡単に、うん、と首を縦に振れれば良かったのですが、私にはもはや出来ませんでした。
一度自分でシャッターを下ろし、気持ちに区切りを付けたところから、一気に結婚なんて無理。

しかも長くその彼といすぎたせいで、完全に兄妹のような感覚になってしまっていたので、家族だから捨て切れない、それでも結婚と言うと、結婚相手として愛しているか?それも違う、という矛盾したような感覚が共存したまま、こんな状態で人は結婚するべきではない、と思ったのです。

結局その彼とは二度とお互いに連絡は取らないという約束をし、そこで完全に家族としての気持ちも吹っ切ることにしました。

そして私の暗中模索時代は続きます。

その後2年間付き合った彼からも、当初から結婚を申し込まれていました。
それでもやはり、彼も違ったのです。ピンとくるものが、自分にない。彼のことは好きだけれど、頭のどこかで常に、彼は私の家族とはうまくやっていけなさそうだ、精神的にタフではない彼なので、このままついていくのが心配だ、それでも何だか放っておけない、と、常に足し算引き算している自分がいました。どこかで全く違うタイプである、長く付き合っていた元彼と比べ続けていたところもありました。
結局2年間、彼には待ってもらいましたが、煮え切れず、結婚には至りませんでした。

まだまだ私の暗中模索時代は続きます。

その後は本当に、小刻みにいろんな人と付き合いました。一番自分を大事にしていなかった時期だと思います。そんな自分が嫌でしたし、結婚相手に妥協もできないし、全く先が見えない状態が続きました。意味のない恋愛をずっと繰り返していました。

暗中模索の時代に光が!

そんな自分に疲れた頃、軌道修正をするために、私は仕事後に学校に通い始めました。そこで出会ったのが、その後結婚することになった、我が夫です。

彼とはなぜか、会ったその日から、その瞬間から、あ、この人と結婚するんだろうな、という目に見えないものが見えたんです。
彼は私の心を掴み取るようにいつでも私の考えていることを先にわかっていたり、お互いの将来についての考え方が似ていたり、話せば話すほど、私たちは以前どこかで会ったことがあるのではないか、という感覚を覚えました。

こんなことは、生まれて初めてでした。
そしてそんな私には、もはや足し算引き算をするようなことは一切ありませんでした。実際彼との結婚はいろいろと障害がありましたが、そんなことを気にするような自分は一欠片もいませんでした。

結婚して10年以上経つ今も、彼は時折私にそんな当初の気持ちを思い出させてくれます。今でも彼は私の一番の理解者であり、どんなことがあっても乗り越えられるパートナーだと思えています。

結婚を悩まれている方にも、必ずそのような相手が現れるはずです。絶対に諦めず、妥協せず、早とちりもせず、自分を信じて前を向いていたら、いいご縁があるはずなんです。暗中模索を続けていても、決して結婚には妥協したくなかった私のような者でも、今こうして幸せに暮らせていますので、大丈夫です。いいご縁に巡り会えるよう、願っています。

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